種牡馬栄枯盛衰。。
先日のジャパンカップでは、ブエナビスタが凱旋門賞馬デインドリーム、ドバイワールドカップ
を制したヴィクトワールピサという世界最強クラスを相手に完勝。
ルドルフ-テイオーに続く親子ジャパンカップ制覇、親子2代での獲得賞金10億突破という偉業
を達成。特に今年は秋天で破れ、ピークは過ぎたか?と思われた中での勝利。
思えば父スペシャルウィークも京都大賞典で大敗を喫した後に秋天・ジャパンカップを連勝。
JRAのCMじゃないですが、まさに親子2代での逆襲のラン!!
次の有馬記念がラストランとのことですが、好走し、無事に繁殖に上がって欲しいですね。
このように近年最強クラスの馬を出したスペシャルウィークですが、ご存知のとおり、社台SSから
ブリーダーズSSに移動となりました。。
良血揃いの社台と違い、繁殖の質の落ちる日高の馬との配合が主となるため、種牡馬としては
かなり苦しい戦いになることが予想されます。。特にスペシャルウィークは、1億以上獲得した産駒
15頭中13頭が社台系の生産と、良血との交配でしか結果を残していないので、今後が心配。。
好きな馬だけに、なんとか後継の種牡馬を出して欲しいところです。。
ブエナビスタ活躍時に付けられた、10年産、11年産、そして今後生まれてくる12年産の産駒達に
頑張ってもらいたいとことです。そんな中、出資馬フィックルフレンズ10には期待してます!(笑)
本当の敵は諦めだ!!
種牡馬としても“逆襲のラン”あると信じております。
※2011年11月上旬
そんな中、今年のリーディングサイアー争いは昨年に続き、キングカメハメハが首位を独走。
2位以下に15億以上の差をつけており、2年連続リーディングは硬いところ。やはり良血SS系に
つけられるのは強いですね。。
なお、2位争いは熾烈を極め、11月27日現在、
1位:キングカメハメハ 3,752,567(千円)
2位:クロフネ 2,163,077(千円)
3位:ディープインパクト 2,162,868(千円)
4位:シンボリクリスエス 2,155,676(千円
5位:マンハッタンカフェ 2,141,606(千円)
と、約2000万円差で4頭が激しく競っており、最後までその行方が分かりません。
しかも3位には2世代しかいないディープインパクトが台頭してきており、来年以降は間違いなく
リーディング争いをすることが予想されます。血の淘汰・サイクルの早いブラッドスポーツとはいえ、
時代の流れというか、栄枯盛衰を感じます。。
血の淘汰・血を残すことがサラブレッドの世界。。
厳しい世界だけに、どの種牡馬にも頑張って欲しいものです。。
しかし、改めて気づいたのですが、現在のリーディング上位3頭はいづれも金子さんの所有馬なの
ですね(笑)。。競走馬としてだけでなく、種牡馬としての才能も見抜いてるとは。。
その相馬眼というか、馬主運というか本当にすごいですねー。
1/100でもあやかりたいものです。。(苦笑)
※写真及び近況に関してはキャロットクラブ様より許可を得て転載しております。
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